靴の戯れ言

こうべくつ家で作られる革靴やイベント、靴教室について

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

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こうべくつ家の靴教室。 じっくり作るコースにて、1足のサンダルが完成しました。 今回は“こうしたい”が数点。 生徒自ら調達してきた生地を使うこと。 ミッドソールに厚みを持たすこと。 つま先は開きすぎないこと。 など。 様々な “こうしたい” を実現すべ…

BATON展・ありがとうございました

昨日、BATON展が無事終了いたしました。 ご来店いただきました皆様、ありがとうございました。 お買い上げいただきました皆様。 長く履いていただける靴となるよう リペア等させていただきますので、その際はお気軽にご相談ください。 次回の工房店舗営業は…

ファッションショーにて

www.youtube.com 2021年7月17日。 新潟市新津美術館にて行われた、「 UTOPIA 」のファッションショー。 その足元に kokochi sun3 の靴が使われております。 演劇の要素を交えながらの、動きのあるショー。 その足元を飾らせていただいたこと、とても…

探求ルームシューズ|こうべくつ家の靴教室

作られたのはルームシューズ。 使われた材料は革靴に使用するものとすべて同じ。 積み上げられたソールも。 4ミリ厚の中底も。 青いクラフト感あふれるアッパーも。 全てレザーで仕立てられた 室内履きの革靴です。 「室内でも革靴のホールド感がほしくて」…

トレッキングブーツのエイジング

踵のリペアでとある革靴が里帰り。 2016年にリリースされた「トレッキングブーツ(仮)」 そのエイジングがとてもよく、心が小躍りしてしいます。 ホースレザーで作られたそれは、 程よく甲皺がはいり、やや茶味がかったグリーンに。 ナチュラルで施され…

創作の余韻と。

新しいものを産み出す作業が終わると、 次に試着用のサンプルシューズを制作します。 お客様にはそれらを履いていただき、 サイズや色・素材をカスタムしながらオーダーいただきます。 「創る」で産声を上げた作品を お客様の足元へ届けるために「作る」 試…

プロの作るデザインで、靴づくりを

“ 数日で作る靴教室 “ に参加したのは、靴作り経験者のE氏。 黒をベースに真っ赤なソールが目を引く、スリッポンタイプを完成させました。 パーツが少なかったり、縫製がシンプルだったりと、 本コースのラインナップの中では、比較的安易に作れるデザインな…

革靴のバトン

新作を創り終えると、 次に、お客様に履いていただく “ 試着用の靴 “ を作ります。 1デザインにつき約5足。 22.5cmから27.5cmくらいまで。 この “ 試着用の靴 “ をもとに、 サイズや色・素材をお客様のお好みでお選びいただくのが、 こうべくつ家 のオーダ…

足元に遊びゴコロを!

お客様: ここが切れてさ、なんとかなる? 私:縫い目が見えてしまいますが、なんとかなりますよ 。 と、イベント先から工房に持って帰ったリペア・シューズを眺めながらふつふつと。 悪戯心に火がつきました。 無双で縫われた履き口に数センチのほつれ。 普…

イメージ|こうべくつ家の靴教室

目の前にある様々なパーツを組み合わせて、 それぞれの理想の靴を完成させます。 巷にある靴をみて、 もうちょっと、ここがこうだったなら買うのにな。。 と思ったら、 作ってみるのも面白いかもしれません。 自身で実際に考え、手を動かすことにより、 世に…

サンプルシューズ・アウトレットセールのお知らせ

□リレーバトンのように、モノやそこに宿る思いが繋がっていけば 店頭に並ぶ試着用シューズおよび、革製品のアウトレット・セールを実施します。対象商品は、完成から1年以上が経過し、革の色やサイズが変化してしまったもの。「見本品」としては役目を終え…

【受注生産】BUILD|003 ディアスキン・ネイビー

今回はイレギュラーな素材を使用し、 “ BUILD with Portierra ”ではなく、 “ BUILD ” でのリリースとなりました。 【受注生産】BUILD|003 ディアスキン・ネイビー アッパー:ディアスキン ライニング:豚革 ソール:牛革・ゴム サイズ:22.5cm~28.5cm(ユニ…

コラージュ 〜こうべくつ家の靴教室〜

こうべくつ家の靴教室。 「じっくり作るコース」より。 こんなのが作りたいと、生徒が見せてくれた画像は 飾り玉カシメがついた、プリミティブなサンダル。 ならばと選んだ素材は、 荒々しい傷が特徴的な KUDU レザー さらにそこに、 ギャートル・ソールを配…

モノから伝わるもの

2017年に出展した「クラフトフェアまつもと」 その時にご購入いただいた GYATOR 004 のソール交換をいただきました。 たくさん履いていただいている様子が、モノから伝わってきます。 そして新たに、今回は GYATOR 005 をオーダーいただきました。 004 …