靴の戯れ言

こうべくつ家で作られる革靴やイベント、靴教室について

2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧

時を刻む、写真と革時計

革作家・笠井一輝と、靴作家・森田圭一の共通する好きな映画、そのワンシーンを切り取り作品を作る、「A Day In The Life」と銘打たれた、その第二回目。今回のテーマは1995年のニューヨーク・ブルックリンの煙草屋が舞台の”とある”映画となった。 私たちが…

革の収縮とクレイジー、靴の製品染めと思わぬ誤算

8月某日、滋賀・DE OJALにてリリースされた2足のシューズが、アトリエでの9月展でもお披露目される。OVER DYE と名付けられたプロジェクト。製品になってからアスファルト色に染められたシューズは、崩れ、潰れた形状となりつつも、それらが儚く、美しく、…

ガルシア=マルケスと、レザーの文庫本カバー

ガルシア=マルケス著「百年の孤独」が文庫本化されるそうだと、どこかのサイトで目にしたのは、おそらく今年の春先だったと思う。1967年に刊行された作品が、なんと50年余りの時を経て文庫本化されるという。 わたしはその記事を目にしながら、20数年前の記…

クラシカルとリラクシー、チェルシーブーツと経年変化

キャメルのワイドパンツをロールアップした足元に、黒いチェルシーブーツ。 パンツの裾とブーツの履き口とのあいだには、赤い靴下と素肌がわずかに顔をのぞかせている。 ふっと浮かんだイメージを、今まで創ってきた靴と重ね合わせてみて、存在しないことを…

映画と革、ニューヨークとウォールクロック

昨年に続き2回目となる、笠井氏(Before Dark)との展示企画がいよいよ始まります。 企画の内容は、僕と笠井氏の共通する大好きな映画のワンシーンを切り取り、それにまつわるレザーアイテムを創作し、展示販売するというもの。 タイトルは「 A Day In The …

9月展にてお使いいただける、クーポン発行のお知らせ

2024年9月展にてお使いいただけるクーポン券を発行いたします。 条件など詳細は以下となります。 期間限定ですが、非常にお得なクーポンとなりますので、是非ご利用ください。 □概要 使用期間:9月14日11:00 から 23日23:59 使える場所:こうべくつ家 及び、…