アラスカレザーの特徴は、革の表皮を覆うロウの膜。
使い続けると擦れた部分のロウが取れ、革の地の色が顔をのぞかせ濃くなります。
このコントラストがなんともいえず美しく、この革の持つ特徴の一つだったりします。
このブルームと呼ばれるロウの膜。
どうも季節によって出方が違うようです。
画像は昨年夏に出来上がった私物の THE MUSIC という革靴。
先日足元をふと見ると、気温の低下でロウが白く浮き出ていました。
出来たときはまだ暑かったせいか、もっと革の色が濃かった気がします。
気温の下がった冬場に、粉を吹くように現れたブルーム。
季節とともに移ろうその様は、まるで生きているようで、ますます愛着が湧いてきました。
さまざまな色をご用意しております。
それぞれのカラーに応じた経年変化をお楽しみください。
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