12月展でオーダーいただいたMUKUの縫製。
「ここが外に見えたら、もっと楽しい靴になるよね」と、履き口の裏にある、口裏と呼ばれるパーツをあえて見せるアイデアを思いついてしまった、とあるお客様。「できるかどうかは分かりませんが、チャレンジしてみますね」と、できる当てもないのに引き受けてしまった靴作家・森田。
裏をこう出せば糊が見えてしまうし・・・
ああ持ってくれば、履き心地が悪くなるし・・・
散々悩んで思いついたアイデアは「口裏を伸ばして見せる」のではなく、「口裏が出ているように見えるよう、同じ色の革を挟む」ことでした。さてどんな完成系になるのかと、楽しみながら作業させていただきました。
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