靴の戯れ言

こうべくつ家で作られる革靴やイベント、靴教室について

”生きる” の意味を手繰り寄せる革

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□”生きる” の意味を手繰り寄せる革

 

田畑を荒らした動物を害獣と呼び、毎年多くの野生獣がその命を落とします。

その数は年々増え、農家にとっても、動物にとっても ”よくない” 状況が跡を断ちません。

 

私たちが生きるために、山を開き。

家を作り、田畑を耕した。

 

そうすると。

そこにいた鹿や猪たちは、新しい居場所を求め森の奥へと入っていく。

 

知らず知らずに、少しづつ崩れていく ”生きる” バランスが。

今、大きな問題になっています。

 

害獣。

これは人間の主観的な言葉。

 

その言葉の響きは概ね ”ネガティブ” に分別されるだろう。

しかしなんだか、引っかかります。

 

人間に対し ”害” を及ぼす ”獣” たち。

その原因は名付けの親である私たちが作ったんだろう?

 

と。

 

堂々巡りを繰り返し。

”生きる” の意味を手繰り寄せる。

 

亡くなってしまった命を無駄にせぬよう。

私にできることはと、その革を手に作品を作ります。

 

こうべくつ家、15周年の区切りの年。

今年はそんな感じのが多くなりそうです。

どうぞお付き合いください。

 

 

画像は先日訪れたタツノラボ

環境に配慮した生産方法で、ジビエレザーを生産しておられます。

 

 

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