上品で色気のある
それでもって慎ましい佇まいのサンダルを創りたいと思いました。
決して主張せず。
それでも、そっと、コーディネイトを支える秀逸な存在であるようなサンダル。
デザインは、つま先の見えるオープントゥではなく、クローズ・トゥ。
夏に肌は極力露出したくない。
けれど装いに清涼感があって欲しいと、洋服を選ぶ方のためのシューズです。
1枚革で覆われた甲の部分、その履き口はたおやかに縫い目を見せず
ストラップは強度を保てるギリギリまで細く繋ぎました。
デザインのバランスをとるために、細部に渡って作り込んではいるのですが
際立って見えるのはその2点くらいでしょうか。
とてもシンプルなミュール。
必要な要素のみを施したサンダル。
創作のためのリサーチで、あまりにもデコラティブなデザインが多いことに違和感を感じ
自分なりにその対極をカタチにしてみたらこうなりました。
” ある日、ここに在る ”
その人のもとに、はじめから在ったように
気分やスタイルと、すっと一つになれる靴を。
カテゴリやジェンダーという要素を分解して
”ここに在ってほしいもの”を、ゆっくり再構築する時間を。
そんなこんな。
感じていただけるシューズになったのではと。
4月27日からのアトリエ5月展にてご試着いただけます。
ぜひお越しください。
□商品詳細
BUILD|n7. mule
¥27,500- (incl.tax)
・アトリエでの5月展にて受注受付
——————————————————
2024年5月展
SANDALS
2024年4月27日(土)から 5月6日(月祝)
11時から18時 *5月1日(水)は店休日
https://kutsuya-koubou.hatenablog.com/entry/2024/04/06/180000