靴の戯れ言

こうべくつ家で作られる革靴やイベント、靴教室について

”数日”で作る、革靴のつくり方

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“自作靴”で過ごす

少しだけ特別な日常

1足の靴が完成するまで15時間ほど。そのプロセスを、自らの手で辿っていきます。革を切り、ミシンをかけ、木型にそわせていく。平坦だった革は次第に立体となり、「靴」のかたちとして私たちの目の前に現れます。ときに慣れない工具を握り、四苦八苦するかもしれませんが、それすらも楽しめてしまうのが、手仕事の懐の深さです。自らの手によって作り上げられた革靴を、履いて過ごす日常が、皆様にとって特別なものでありますよう。

 

 

“完成”まで

何回でも、何時間でも

受講初日に数種類の中から、お好みのデザインを選び、靴づくりがスタートします。完成までの平均時間は約15時間。期限は6ヶ月。靴が完成するまで、何度でも、何時間でも受講いただけます(追加料金はかかりません)。ホームページの教室スケジュールを参照に、まずは初回の受講日をご予約ください。

 

 

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”数日”で作る

革靴のつくり方

 

スリッポンサンダル

●仕様

サイズ … 22.5cm~28.5cm(0.5cm刻み)

アッパー … お好みで選びます

ソール … 牛革・ラバー

価格 … ¥24200(税込)

 

●作り方

1.お好みの色素材が決まったら、アッパーとなる革を切る。

2.1を貼り合わせ、ミシンをかけアッパーを完成させる。

3.木型に2をかぶせ、ワニ(靴作り用のペンチ)と釘を使い、仮止めをする。糊付けをして釘を抜く。

4.ソールに色を塗り、3と貼り合わせる。中敷を敷いて完成。

 

●MEMO

サイドにスリットが入った露出度の少ないサンダルなので、長い季節で活躍しそう。

肌寒い日には靴下を覗かせて。

 

 

 

教室の詳細・見学はこちらより

www.kutsuya-koubou.com

TUNAGU展・8月21日より

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□リレーバトンのように、モノやそこに宿る思いが繋がっていけば

店頭に並ぶ試着用シューズおよび、革製品のアウトレット・セールを実施します。対象商品は、完成から1年以上が経過し、革の色やサイズが変化してしまったもの。「見本品」としては役目を終えたシューズたちですが、まだまだ現役でお使いいただける物ばかりです。お近くへお越しの際は、是非お立ち寄りくださいませ。作り手から使い手へ。まるでリレーバトンのように、モノやそこに宿る思いが繋がっていけば幸いです。

 

 

TUNAGU

2021年8月21日(土)〜29日(日)

12:00〜18:00*火曜定休日

 

神楽坂インタレス

東京都新宿区袋町2鈴木ビル1-A

03-6457-5360

https://interest-kagurazaka.jp

 

 

 

旧ブログはこちら

kokochi-333.jugem.jp

www.kutsuya-koubou.com

 

 

木型をカスタマイズする生徒|こうべくつ家の靴教室

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こうべくつ家の靴教室より、

”じっくり作る”コースにて木型のカスタマイズ。

 

仕事で履く靴を作りたいとM氏。

 

けれど足の形は甲が薄く、なかなか合う木型が見つからず。

ならばと、既存の木型を自身で削るところから靴作りがスタート。

 

木型と自身の足の差異を測りながら

グラインダーを使って木型を削っていきます。

 

削っては測り。

また削っては測り。

 

まだまだ。

まだまだ。

 

と、果てしなく続く作業。

終盤に差し掛かりM氏、興味深いことをぽつり。

 

「だんだん自分の足と同じような形になってきました」

 

そうなんです。

そういうことなんです!

 

と、

その言葉に妙に共感しつつ

作業は続いていきます。

 

M氏。

足にピッタリと沿った靴を作っていきましょう。

 

 

 

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www.kutsuya-koubou.com

靴が靴と呼ばれる前のそれ

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一枚の革で贅沢に覆われた靴。

 

デザインのコンセプトは

「靴が靴と呼ばれる前のそれ」

 

裸足で野山を駆け回る原始の時代。

 

草で切れた甲。

踏みつけた石で傷ついた足裏。

 

そんな時、私たちのご先祖様はきっと

木や動物の皮で足を覆ったに違いありません。

 

遥か昔に想いを馳せ

それをプロダクトとして現代に蘇らせた

纏う足元をお楽しみください。

 

 

 

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kokochi333.fashionstore.jp

TUNAGU展 8/21 ~ 8/29

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□リレーバトンのように、モノやそこに宿る思いが繋がっていけば

店頭に並ぶ試着用シューズおよび、革製品のアウトレット・セールを実施します。対象商品は、完成から1年以上が経過し、革の色やサイズが変化してしまったもの。「見本品」としては役目を終えたシューズたちですが、まだまだ現役でお使いいただける物ばかりです。お近くへお越しの際は、是非お立ち寄りくださいませ。作り手から使い手へ。まるでリレーバトンのように、モノやそこに宿る思いが繋がっていけば幸いです。

 

 

TUNAGU

2021年8月21日(土)〜29日(日)

12:00〜18:00*火曜定休日

 

神楽坂インタレス

東京都新宿区袋町2鈴木ビル1-A

03-6457-5360

https://interest-kagurazaka.jp

 

 

 

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イメージを見る

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こうべくつ家の靴教室。

じっくり作るコースにて、1足のサンダルが完成しました。

 

今回は“こうしたい”が数点。

 

生徒自ら調達してきた生地を使うこと。

ミッドソールに厚みを持たすこと。

つま先は開きすぎないこと。

 

など。

 

様々な “こうしたい” を実現すべく、紙に描いたり、木型に直接描いたり。

また、実際に手を動かしてパーツにしてみたりと、

作る前にいろんなことを試し、出来上がりのイメージを “見える化” していきました。

 

少し時間はかかりますが、

こうやって熟考することによって、

“履きたい靴” により近くなります。

 

今年の夏に間に合うようにと、

コツコツと製作に取り組んできたサンダルが完成しました。

S氏、いろんな場所へ連れて行ってあげてください。

 

完成おめでとう!

 

 

 

 

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教室の詳細・見学はこちらより

www.kutsuya-koubou.com