２月５日からは、工房にて受注会が始まります。
１枚の革から靴へ。
靴の生まれる場所で、その空気を感じながら。
その靴を。
どのように使い。
どのように合わせ。
どのように育てるのか。
ゆったり流れる時間とともに
靴や革、そして足について
じっくりお話できればいいなと感じております。
手仕事のチカラ。
お待ちしております。
詳細は以下より。
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『 手仕事のチカラ vol.1 』
２０２２年２月５日（土）－２月１３日（日）
１1：００ － １8：００
＊２月１０日（木）は定休日
こうべくつ家
お問い合わせはこちらより
＊１
上記日程以外は工房となり、ご来店いただけません。
期間内、お時間ございましたら是非ご来店ください。
お待ちしております。
＊２
新型コロナウィルスの影響で中止または延期となる可能性がございます。
その場合はHP及びSNSにてご報告いたします。
旧ブログはこちら
ゴロウさんは大道芸人だ。
でっかい太鼓を背中に背負い、口にはハーモニカ。
きっと足にはタンバリンなんかが付いていて、賑やかな演奏を繰り広げるのだ。
背は高く、強面なくせに。
根は優しく、礼儀正しい。
人間味たっぷりなゴロウさんがみんなとても大好きだ。
そんなゴロウさんは私の靴を履いてくれている。
それも相当履いてくれている。
ステージでも、プライベートでも。
あらゆるところで履き続け、私の元に修理に戻ってくる頃には、えらいことになっていることが少なからずある。
豪快。
その言葉がしっくりくる履き方で。
ここまでくると、こちらもワクワクとしてきて、新品みたいにして返してやろう。
と企むのだ。
ゴロウさんとは頻回に会うわけではない。
でも、このように”モノ”をとおし、”ヒト”に触れ、心が暖かくなる。
会わない時間を”モノ”が埋めてくれる。
人の心の片隅を”ツン”とつつくような。
そんな暖かなモノづくりをしたいと思った。
ゴロウさんとの出会いの場所。
ただいま受注会を実施中です。
ネイビーの靴を作りたいんです。
そういってお問い合わせいただいた、まさにその時。
私は偶然にも、それを持っていました。
深く吸い込まれそうなブルーのプルアップ・レザー。
自然なシボがその美しさを引き立たせていました。
そして出来上がったのが本作。
往年のバスケットシューズのようなデザイン。
それに相反するようにつけられた、堅牢なソールが特徴的なブーツです。
青、白、ブラウン。
しっかりと色味が割れていていて。
鮮やかな青がいっそう引き立ちました。
これから履き続けると
甲や履き口あたりにシワが入り
どんどん”足”のようになってくるでしょう。
長く、何十年も履き続けられる靴になりますよう。
しっかりと、これからも、サポートさせていただきます。
オーナー様。
履いていく経過、また教えてください。
ありがとうございました。
＊本品は神楽坂インタレストにてオーダーいただきました。
「１日で作る靴教室」で作る靴は BUILD 004 というデザイン。
限りなくシンプルでありながら、どこかクラフト感も漂う革靴を目指しました。
教室で作る靴といっても、手抜きはなし。
その証に工房やオンラインストアでは、製品として販売しています。
教室は１１時から始まり１８時頃に作り終えます。
主な作業は以下。
・アッパーの組み立て…2h
・吊り込み…2h
・底付…1h
＊終了時間には個人差がありますので完成が１８時を過ぎる場合があります。
革を機械で裁断したり。
ライニング（内張）を施さなくてよいように分厚い革をアッパーに使用したり。
随所で時間を短縮しつつ、靴づくりの醍醐味となる工程を６時間に凝縮しました。
作業の最初にたくさんあったパーツが、
最後には１足の靴になっていく様はとても心躍ります。
自分の靴を自分で作る。
ありそうでなかった体験を。
楽しんでいただければ幸いです。
ご好評いただいております「１日で作る革靴の教室」
詳細、ご予約はこちらより。
つんととんがった、つま先の形をいかしたくって、できるだけ線のないデザインを目指しました。
結果、足をつつむように１枚の革が全体を覆うこととなりました。
また外側のくるぶしの下あたりには、ゴムが遠慮しながら顔を覗かせています。
シンプルな中に、少し遊びを持たせました。
今回使用したのは KUDU レザー。
分厚くて、柔らかい。
だから履き始めから足にフィットしてくれる、足に優しい革。
表皮を少し毛羽立たせた、素朴でいて美しい素材です。
マニッシュで。
でも女性らしく。
ミニマルであるようで。
プリミティブでもある。
このアンビバレンスがたまらないコルネという名の革靴。
今回は優しい配色・素材でオーダーいただきました。
オーナー様。
様々なコーディネイトで、いろんな場所へ連れて行ってあげてください。
そしてリペアの際はお気軽にお申し付けください。
ありがとうございました。
そしてこれからも、よろしくお願いいたします。
『 路地裏の靴作家 vol.19 』
２０２２年１月２２日（土）－１月３０日（日）
１２：００ － １8：００
神楽坂インタレスト @interest_kagurazaka
東京都新宿区袋町２ 鈴木ビル１ーA
https://interest-kagurazaka.jp
＊１月２９日、３０日は靴作家・森田圭一が在店
いよいよ今週末より始まります。
新作や新しくラインナップに加わった革など。
今回はとても充実した内容になったのではと感じています。
そしてまだ見ぬお客様へ。
何年も、何十年も履くための革靴とは。
製法や素材遣いなど、
様々な角度からお話しできればと思っております。
とはいえ、堅苦しくならず。
ゆるく、あくまで楽しく過ごせるひとときを。
お待ちしております！
